痩せすぎゾンビの始まり

初めて本格的にダイエットをしたのは、高校3年生の夏休みだった。

クラスの男子が体重を言い合っていたのを盗み聞きしていた私は衝撃を受けた。

なんと私より体重が軽かったのだ。http://www.awelinnovations.com/

素人モデルをしていたこともあり、恥ずかしくなった私は、その日からダイエットに向けて努力した。

これが悪夢の始まりだった。

母親に協力してもらい、まずは食事制限。

一度に30回以上咀嚼をし、その都度水を飲む。

口に運ぶ量をかなり少なくする。

ネットや雑誌で調べたことはすべて実践した。

そして毎日ジョギング。

お腹にラップを巻いて、少し暑いかなと感じるスポーツウェアを着て最低3キロ走った。

お風呂は半身浴で長めに入り、脂肪燃焼するジェルなどは欠かさず使ってケアをしていた。

ある程度体重は落ちたのだが、一定の数字から落ちることはなかった。

目標体重には達していたのだが、「もっと落としたい」という気持ちが強くなり、用意してくれたご飯を残すようになっていた。

気が付けばただただ空腹に耐えるだけの毎日になった。

汚い話だが、排泄も出なくなり、運動をしてもすぐに疲れるようになった。

挙句の果てには顔色まで悪くなり、クマも出来た。

家族に指摘されてハッとした。

今思えば、ただの数字に捉われていた自分がみっともない。

大切な家族に心配をかけてしまったこの経験は無駄だったなと、今でも後悔している。

女性で生まれてきた以上、綺麗にはなりたい。

ただ、自分の体を壊すようなダイエットは絶対にしてはいけないのだと、身を持って知った経験だった。